営農型ソーラーシェアリング

農地で行う太陽光発電

平成25年3月31日の農林水産省の発表を境に、農地として使われている土地すべてにおいて、原則付きで太陽光発電と農業を併行で行う営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)が可能となりました。

営農型ソーラーシェアリングとは

営農型ソーラーシェアリングは、耕作地に架台を設置し、その上に太陽光パネルを並べて発電を行う仕組みのことです。支柱を立ててその下で作物を作る事ができるようにした太陽光発電設備(営農型発電設備)を使い、農業も発電事業も同じ土地で行う農電併業、いわば一石二鳥の土地の使い方です。「日光をパネルで遮ってしまって作物が育てられるのか」という疑問が出てくるかと思いますが、配置の仕方次第で作物の生育には影響が出ないばかりか、農業を営む上でのメリットにもつながる可能性があるとされます。

下記の農地においては、農業以外の事業を行うことが出来ませんが、平成25年4月より農地の支柱の設置について一時転用許可を受けて太陽光発電事業を行うことが可能となりました。

原子力発電の是非が問われている今、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)の導入を検討することは喫緊の課題と言えるでしょう。国土には限りがありますが、日本の農作地471万haのうち300万haで太陽光発電を行えば、国内の総発電量をまかなうことも可能とされています。将来、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)は農業、電力、そして私たちの暮らしを支える「未来のインフラ」となるかもしれません。

営農型ソーラーシェアリング設置の条件

(1)近くに電柱があること
設置予定場所の近くに電柱が必要です。
(2)周囲への影によりクレームが生じないこと
ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)の設置により周囲への影の影響が考えられる場合は設置は不可能です。
(3)四方農地は原則不可
設置予定場所として検討される場所が四方が農地で囲まれている場合は原則設置は不可能です。
(4)農業委員会より一時転用許可を得られること
一時転用許可申請は弊社が斡旋する行政書士より行います。

営農型ソーラーシェアリングの利点

●農業と太陽光発電を同時に行うことができます
●営農と太陽光発電、両方の収入源を得ることができます
●営農をしながらも長期にわたって安定した収入が見込めます
●太陽光発電により収入も安定。後継者問題の解決につながる可能性があります。
●太陽光発電を設置することで収入を得て営農部分を人に任せることができるようになります

ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)、耕作放棄地問題、遊休地の有効活用を検討されているお客様はお気軽にご相談ください。

 

取り扱いメーカー



営農型太陽光発電

田中工業 風力発電事業

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